青山学院大学に合格した。青山キャンパスは表参道駅から徒歩約5分、渋谷駅からも徒歩約10分の徒歩圏(青山学院大学公式アクセス)。青山通りと表参道の商業施設が日常圏に入る、都内屈指の立地です。ただ、その立地がそのまま家賃に跳ね返ってくる。表参道駅徒歩10分以内のワンルーム平均はLIFULL HOME’Sの公開データで19万円台。早稲田や明治のエリアより明確に高く、この家賃差が何で決まっているのか、払う価値があるのか、別の選び方はないのか。

大学くらし編集部が青山キャンパス通学圏の主要エリアを調査しました。先にざっくり言うと、徒歩通学にこだわるなら表参道・外苑前・青山一丁目、家賃を抑えるなら中目黒・恵比寿・世田谷線沿線、相模原キャンパス中心なら淵野辺・町田・相模大野。同じ青学生でも通うキャンパスで選択肢が大きく変わります。

この記事でわかること

  • 青山学院大学の2キャンパス(青山・相模原)と通学圏の全体像
  • 表参道・外苑前・渋谷・原宿・青山一丁目の家賃相場の考え方
  • 都心家賃が他大学エリアより高い理由
  • 中目黒・世田谷線・井の頭線沿線という代替選択肢
  • 相模原キャンパス派の住まい選び

青山学院大学の2キャンパスと通学圏の全体像

部屋探しの前に、自分がどちらのキャンパスに通うかを確認してください。学部で通学先が変わります。

キャンパス最寄り駅主な学部
青山キャンパス東京メトロ表参道駅(徒歩約5分) / JR渋谷駅(徒歩約10分)文・教育人間科学・経済・法・経営・国際政治経済・総合文化政策
相模原キャンパスJR横浜線・淵野辺駅(徒歩約7分)理工・社会情報・地球社会共生・コミュニティ人間科学

青山キャンパスに通うのは文系の主要学部。通学路線は東京メトロ銀座線・千代田線・半蔵門線の3路線で、渋谷・表参道・外苑前・青山一丁目あたりが徒歩圏の核になります。相模原キャンパスは神奈川県相模原市で、東京都心から通うと片道1時間以上。「青山に住んで相模原に通う」は現実的ではなく、淵野辺周辺に住むのが一般的です。


【表参道】徒歩通学圏で青学生としての王道

青山キャンパスまで最短距離で住めるのが表参道。表参道駅から青山通りを歩けば徒歩約5分で正門に着きます。銀座線・千代田線・半蔵門線の3路線が交わり、通学・遊び・バイトすべてが駅を起点に回せます。

朝の通学路から夜の買い物まで

朝、表参道駅の改札を抜けて青山通りに出ると、けやき並木の向こうに青学の校舎が見えます。駅から正門まで徒歩約5分。1限が9時開始でも8時40分過ぎに家を出て間に合う感覚。地方から上京した同級生が1時間かけて通っている横で、自分は数分で大学に着けるアドバンテージは入学してから効いてきます。

昼は学食か、青山通り沿いのブーランジェリー、裏通りのカフェで軽めに済ませるパターンが多い。ただし表参道エリアは全般にランチ単価が高めで、毎日外食すると食費が月3万円を超えやすい。自炊するにしても、駅周辺のスーパーは成城石井 南青山店(青山通り沿い)・紀ノ国屋インターナショナル(青山通り沿いのAo地下)など、品質は高いものの業務スーパーや激安系は徒歩圏に乏しい。「都心のスーパー価格」で買い物が回ります。

空きコマはブルーボトルコーヒー青山や、裏通りの個人カフェで過ごす学生が多い。静かで電源とWi-Fiが使える代わりに、コーヒー1杯600〜800円。4年間積もると無視できない金額になります。

夜はサークルの打ち上げで原宿・渋谷方面へ流れるのが定番。表参道駅から渋谷駅・原宿駅は徒歩圏。終電を気にせず歩いて帰れるのは徒歩圏に住む最大のメリットです。

買い物は成城石井 南青山店・紀ノ国屋・駅前のドラッグストアで回せます。各店舗の現行営業時間は店舗公式情報で確認してください。24時間営業の大型スーパーやドン・キホーテは徒歩圏になく、深夜にがっつり買い出しはしづらい環境です。

家賃相場の考え方

表参道駅周辺はLIFULL HOME’Sの集計でワンルーム平均が19万円台、1K平均が15万円台、1DK平均が17万円台と、都内でも最高水準の帯です。具体的な数値は時期・物件条件で変動するため、SUUMO・HOME’S等の最新掲載物件で「表参道駅 徒歩10分以内」で確認してください。

築古や徒歩15分以遠まで条件を広げても下落幅は郊外ほど大きくならない傾向があります。払っているのは立地への対価であり、同じ家賃でも早稲田・明治エリアと比べて部屋の広さ・設備は控えめになる前提で物件を見るのが現実的です。

表参道が向いている人

「青学生として表参道に住む」ことに価値を感じる人。家賃水準が都内最高水準でも徒歩通学と都心ライフを両立したい人。ファッション・カルチャーに興味があり、キャットストリートや裏原宿を日常圏にしたい人。家賃に加えて食費・娯楽費・カフェ代も高くなる前提で、4年間の総予算を組める人。

逆に、食費・娯楽費も含めた総額で生活を組み立てたい人には向きません。家賃が高いぶん外食・カフェ代も割高になり、月の生活費全体が他エリアより数万円上がる感覚になります。


【外苑前・青山一丁目】徒歩圏の中でやや落ち着いた選択肢

表参道の1駅隣が外苑前、さらに1駅が青山一丁目。どちらも銀座線で青山キャンパスまで1〜2駅、歩いても15〜20分の距離です。

外苑前 — 神宮外苑を抱えた住宅街寄りのエリア

外苑前駅(銀座線)を降りると、表参道よりも街のトーンが落ち着いています。神宮外苑の銀杏並木、秩父宮ラグビー場、国立競技場が徒歩圏。休日に神宮外苑〜代々木公園方面をランニングする学生もいます。飲食店はチェーン・個人店ともに駅周辺に揃っており、表参道よりも価格帯の選択肢が広がる印象です。

買い物は駅周辺のピーコックストア青山店などの中堅スーパーや、コンビニで対応できます。各店舗の現行営業時間は店舗公式情報で確認してください。

家賃水準はHOME’Sの集計でワンルーム平均が18万円台、1K平均は12万円台と、表参道と並ぶ高めの帯。1Kなら表参道より落ち着いた水準で出るケースがあります。具体的な数値はSUUMO・HOME’S等の最新掲載物件で「外苑前駅 徒歩10分以内」で確認してください。

青山一丁目 — オフィス街寄りの静けさ

青山一丁目駅は銀座線・半蔵門線・大江戸線の3路線。青学までは徒歩15〜20分、1駅電車に乗るなら数分です。駅周辺はオフィスビルが並ぶ街並みで、夜は静か(Honda青山ビルは建て替え再開発のため、2025年5月で青山ビルでの業務を終了。再開発の進捗は公式リリース等を確認)。住宅エリアは駅から少し離れた赤坂方面に広がります。

家賃水準はHOME’Sでワンルーム平均が11万円台、1K平均が15万円台と、表参道・外苑前と比べると1Rで落ち着く一方で1Kはむしろ高めに出るレンジ。1R/1Kの選択次第で見え方が変わるエリアです。

外苑前・青山一丁目が向いている人

表参道の喧騒は避けつつ徒歩・1駅圏には住みたい人。繁華街より住宅街・オフィス街の静けさが合う人。神宮外苑・赤坂エリアを日常圏にしたい人。家賃水準は表参道と肩を並べる帯のため、コスト差より住環境の好みで選ぶ位置づけです。


【渋谷・原宿】遊び場直結だが家賃は最高水準

渋谷駅から青山キャンパスまでは徒歩約10分(青山学院大学公式)、原宿駅・明治神宮前駅も徒歩圏。バスや銀座線を使えば数分で到着します。

渋谷に住むメリットは、街そのものが終着点であること。サークルの飲み会、バイト、買い物、映画、すべて駅を出たら完結します。終電も気にせず徒歩で帰れる。家賃水準はHOME’Sの集計でワンルーム平均が17万円台、1K平均が15万円台と、表参道に並ぶ最高水準の帯です。

原宿は表参道と渋谷の中間に位置する街。明治神宮前駅周辺は観光客と若者で常に賑わい、平日でも人通りは絶えません。HOME’Sでは原宿駅周辺のワンルーム平均が15万円台、1K平均が14万円台。明治神宮前駅基準だとさらに上がってワンルーム平均18万円台、1K平均16万円台と表参道を上回るレンジです。キャットストリートや裏原宿のカルチャーを日常にしたい人には刺さるエリアですが、住環境としてはざわつきが大きく、落ち着いて暮らしたい人には合いません。具体的な物件は「渋谷駅」「原宿駅」「明治神宮前駅」徒歩10分以内のSUUMO・HOME’Sで確認してください。

渋谷・原宿が向いている人

大学生活の中心を「街」に置きたい人。サークル・バイト・遊びの比重が大きく、家に帰る時間より外にいる時間が長い前提で生活を組み立てる人。家賃の高さを「便利さへの対価」と割り切れる人に向きます。


【家賃を抑える代替エリア】中目黒・恵比寿・世田谷線沿線

表参道直近の家賃水準が厳しい場合、青山キャンパスへのアクセスを保ったまま家賃水準を下げる選択肢があります。

中目黒駅(東京メトロ日比谷線・東急東横線)から東横線で渋谷まで直通、そこから徒歩または地下鉄で青学まで20〜25分前後。HOME’Sでワンルーム平均は13万円台、1K平均は14万円台と、表参道よりは抑えられるものの依然高めの帯です。駅周辺には個人経営のカフェ・ベーカリーが多く、おしゃれな街の空気感を保ちつつ生活コストをやや抑えられます。

恵比寿駅(JR山手線・東京メトロ日比谷線)は青学まで渋谷経由で20〜25分。HOME’Sでワンルーム平均は18万円台、1K平均は16万円台と、青山近辺と並ぶ最高水準のレンジ。「家賃を抑える」というよりは住環境を変える選択肢として捉えるのが現実的です。

東急田園都市線・世田谷線の三軒茶屋(三茶)はHOME’Sでワンルーム平均12万円台、1K平均12万円台で、青学へは田園都市線で渋谷経由20〜30分。京王井の頭線沿線(駒場東大前・池ノ上・下北沢方面)は渋谷まで数分で出られ、駅によっては家賃水準がさらに落ち着きます(下高井戸はワンルーム平均8万円台)。学生街の雰囲気を維持しつつコストを抑えたい人にはこの帯が現実的な候補です。具体的な数値はSUUMO・HOME’Sの最新掲載物件で各駅徒歩10分以内で確認してください。

代替エリアが向いている人

青学ブランドの立地より、生活コスト全体のバランスを取りたい人。徒歩通学にこだわらず、電車で20〜30分かけても落ち着いた家賃水準を選ぶ判断ができる人。食費・遊び代を含めた月額で比較したい人に向きます。


【相模原キャンパス】淵野辺・町田・相模大野の選択肢

理工・社会情報・地球社会共生・コミュニティ人間科学の学部は相模原キャンパスに通います。場所は神奈川県相模原市でJR横浜線・淵野辺駅から徒歩7分。東京都心から通うのは現実的ではないため、住まいはキャンパス周辺で選ぶことになります。

淵野辺駅周辺の家賃水準はHOME’Sでワンルーム平均が6万円台、1K平均が6万円台後半と、青山近辺の3分の1〜4分の1の帯です。駅周辺には相模原市立博物館やJAXA相模原キャンパスがあり、学生街の雰囲気はそれなりに整っています。ただし飲食店・商業施設の選択肢は限られ、「買い物や遊びは町田か相模大野に出る」生活になります。

町田駅は淵野辺から横浜線で数駅、10分弱。小田急線の停車駅で新宿方面へ直通します。HOME’Sでワンルーム平均が7万円台後半、1K平均が8万円台で、淵野辺より少し高めですが、商業機能は都心並みに充実しています。相模大野駅も小田急小田原線・江ノ島線が分岐する駅で、HOME’Sでワンルーム平均が6万円台後半、1K平均が6万円台後半と落ち着いた水準です。

相模原キャンパス通学派の多くは「淵野辺で安く借りて4年過ごす」か「町田・相模大野で街を楽しみながら通う」の2択。東京都心に週末出てくるなら町田・相模大野の方が動きやすく、キャンパス中心の生活なら淵野辺で十分という判断になります。


青山キャンパス通学圏の比較表

項目表参道外苑前・青山一丁目渋谷・原宿中目黒・恵比寿世田谷線・井の頭線沿線
1R家賃の水準都内最高水準表参道と並ぶ高水準表参道と並ぶ最高水準表参道よりやや低い〜同水準沿線・駅で大きく差
青学までの通学徒歩約5分徒歩10〜20分または1駅渋谷徒歩10分・原宿徒歩圏電車20〜25分電車20〜30分
生活費の水準最高最高やや高標準
静かさざわつき多住宅街寄りざわつき最多程よい静か
スーパー成城石井 南青山・紀ノ国屋ピーコック等駅前の各種商業施設アトレ・商店街各駅商店街

家賃の具体的な数値・所要時間はSUUMO・HOME’S・各鉄道会社公式で最新情報を確認してください。


青山祭・季節行事という「青学カルチャー」

青山学院大学の学園祭「青山祭」は例年10月下旬〜11月初旬に青山キャンパスで3日間開催されます(具体的な開催日程は青山祭公式の最新告知を確認してください)。都心のキャンパスを使った学園祭は他大学と比べても独特の雰囲気があり、住まいがキャンパス徒歩圏にあると、準備期間から打ち上げまでフル参加できます。

ハロウィン期間の渋谷スクランブル交差点については、渋谷区が来街自粛・路上飲酒禁止区域の設定など規制を強化している点に注意が必要です。地元住民・通学者として、渋谷区・警察の最新の注意喚起を踏まえて行動してください。

12月の表参道イルミネーションのけやき並木は通学路の延長(2025年は12月開催、毎年の開催期間は表参道イルミネーション公式の告知を確認)。こうした「都心の季節行事が日常にある」のが青山キャンパス圏の暮らしの特徴で、家賃水準の高さと引き換えに手に入る体験でもあります。


初期費用の目安

初期費用は一般に家賃の4〜6ヶ月分(敷金・礼金・前家賃・保証料・火災保険・仲介手数料の合計)が目安。

項目金額目安
敷金家賃1〜2ヶ月分
礼金家賃0〜1ヶ月分
仲介手数料家賃0.5〜1ヶ月分
前家賃(1ヶ月分)家賃1ヶ月分
火災保険・保証料など2〜4万円

青山・表参道エリアは家賃水準が高い分、初期費用も連動して大きくなります。礼金ゼロ・仲介手数料半額の物件を選ぶだけで総額が大きく変わるため、入学前に親と予算の上限を決めておくのが大事です。


エリア選びの判断フロー

  1. 通うキャンパスを確認する — 青山なら表参道圏、相模原なら淵野辺・町田圏
  2. 家賃の上限を決める — 生活費・交通費を含めた月額で考える
  3. 徒歩通学の価値を評価する — 表参道・渋谷直近と代替エリアの家賃差を「時間への対価」として払えるか
  4. 生活スタイルで絞る — 都心型なら表参道・渋谷、バランス型なら世田谷線・井の頭線沿線、コスト重視なら淵野辺周辺

青山・表参道エリアの詳細情報を見る →

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参照元・注記

  • キャンパス所在地・学部構成・徒歩分数: 青山学院大学公式アクセス情報(2026年閲覧)
  • 家賃相場: LIFULL HOME’Sの公開する駅別平均(表参道・外苑前・青山一丁目・渋谷・原宿・明治神宮前・中目黒・恵比寿・三軒茶屋・下高井戸・淵野辺・町田・相模大野 各駅 徒歩10分以内、2026年閲覧)を傾向の参照に使用。具体的な物件はSUUMO・HOME’Sの最新掲載物件で確認
  • 交通アクセス・所要時間: 東京メトロ・JR東日本・東急電鉄・小田急電鉄・京王電鉄の各公式時刻表(2026年閲覧)
  • 季節行事(青山祭・表参道イルミネーション・渋谷ハロウィン規制): 各主催者公式・渋谷区公式の最新告知を参照
  • Honda青山ビル再開発: Honda公式リリース(2025年5月の業務終了・八重洲移転計画)
  • スーパー・飲食店: 各店舗公式・運営会社公式の店舗一覧情報(価格・営業時間は更新されやすいため公式確認推奨)
  • 初期費用の項目・金額帯: 宅地建物取引業法に定める費用項目をもとに編集部が整理
  • 掲載数値・所要時間は参考の目安です。実際の家賃・所要時間は物件の条件・空き状況・時期・ダイヤや運賃改定によって異なります

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