日吉は外食も充実していますが、ひようら(西口商店街)で毎晩食べていると月の食費は3.5万〜4.5万円に届きます。自炊を組み合わせれば2万〜2.5万円に収まる。年間で15万円以上の差です。

「料理なんてしたことない」という慶應1年生でも心配いりません。日吉は改札を出た瞬間からスーパーが並んでいて、帰り道に自然と買い物が組み込める街です。疲れた日はひようらの定食屋や学食に逃げられる。この記事では、日吉で一人暮らしを始める慶應生向けに、スーパーの使い分けから1週間の買い物リズムまで、自炊の始め方を具体的に書いていきます。

この記事でわかること

  • 日吉駅前+1駅圏のスーパー使い分け(日吉東急アベニュー・まいばすけっと・マルエツ元住吉店・肉のハナマサ綱島店)
  • 慶應日吉キャンパスからの帰り道に組み込む買い物動線
  • 自炊初心者が最初に買う調味料5つと調理器具4つ
  • 1週間の自炊スケジュール例(学食・ひようら併用パターン)
  • 食費月2.5万円で回すハイブリッド戦略

日吉駅前+1駅圏のスーパー使い分け

日吉で自炊するなら、「毎日寄る店」と「週末にまとめ買いする店」を分けておくと食費が安定します。日吉駅前+東横線1駅圏(元住吉・綱島)の主要スーパー4店舗を、用途別に整理しました。

店舗営業時間駅からの距離向いている使い方
日吉東急アベニュー 食料品フロア10:00〜21:00駅直結(徒歩0分)授業帰りの軽い買い足し
まいばすけっと 日吉駅西口店7:00〜24:00徒歩3分夜遅めの日常買い物
マルエツ 元住吉店9:00〜翌1:00元住吉駅徒歩約5分(日吉から東横線2分)深夜・惣菜・通常の生鮮
肉のハナマサ 綱島店24時間綱島駅西口徒歩2分(日吉から東横線4分・約2.2km)肉のまとめ買い・深夜対応

日吉駅前で完結する日常買い物と、1駅圏に出る大型店買い出しを組み合わせる構成です。営業時間は2026年4月時点の公式情報をもとにまとめているので、訪問前に各店舗の最新情報を確認してください。

日吉東急アベニュー食料品フロア — 授業帰りの「ちょい足し」に

駅直結の駅ビル1階に食料品フロアがあり、改札を出てそのまま寄れます。価格はディスカウント系と比べると少し高めですが、品質と鮮度は安定しています。

2限終わりに銀杏並木を戻ってきて、駅ビルに寄って卵と豆腐と野菜を買い、そのまま改札を抜けずに帰宅する——この最短動線が作れるのが日吉東急アベニューの強みです。PB商品は少なめなので、価格を抑えたい日はまいばすけっとや肉のハナマサと組み合わせると良いでしょう。

まいばすけっと 日吉駅西口店 — 24時まで開いているのが大きい

西口を出て普通部通り方面にすぐ。夜24時まで営業しているので、サークルやバイトで帰りが遅くなった日に駆け込めます。

卵・牛乳・豚こま肉・カット野菜・冷凍食品は一通り揃います。トップバリュPBが安く、パスタ1kg 198円、レトルトカレー88円、うどん1玉30円前後。「今日の夕飯の材料だけ」を5分で済ませるならここが早いです。

マルエツ 元住吉店 — 深夜と惣菜の味方

東横線で日吉から1駅(2分)、元住吉駅徒歩5分にマルエツ元住吉店があります。9:00〜翌1:00営業(2026年4月時点・公式)で、終電で帰ってきた日にも電車を1駅乗って買い物ができます。生鮮食品の品揃えが一般スーパー並みで、惣菜・弁当も充実しているので、「今日は作らない」と決めた日に寄ると満足感があります。

肉のハナマサ 綱島店 — 肉のまとめ買いは24時間対応

業務用食材スーパーで、24時間営業。「肉のハナマサ 綱島店」(港北区綱島西1-11-19 第2綱島名店会館ビル)は、東横線で日吉駅から1駅隣の綱島駅西口から徒歩2分です。日吉駅からは約2.2km(徒歩25分・自転車10分前後)で、自転車か東横線で1駅進む動線が現実的。鶏むね肉2kg前後の大容量パック、豚こま1kgパックなど、業務用サイズの肉を圧倒的な単価で買えます。100gあたり50〜70円の鶏むね肉をまとめ買いして小分け冷凍すれば、1ヶ月の肉代はかなり抑えられます。

週末に1度だけハナマサに寄って翌週分の肉をまとめ買いして帰る、というリズムを作ると、平日はスーパーをスキップして解凍だけで済む日が増えます。

慶應日吉キャンパスからの買い物動線

自炊を続けるうえで、買い物が「わざわざ行くもの」にならないことが大事です。日吉の場合、キャンパスと駅と住居が半径500mに収まっているので、授業帰りに自然と買い物が組み込めます。

3限終わりに銀杏並木を駅方向へ戻る。正門を出て駅前ロータリーに到着したら、まず駅ビル(日吉東急アベニュー)に寄って今日の夕飯用の豚こまとカット野菜を買う。所要時間5分。そのまま西口へ抜けて自宅へ帰る。これが最短動線です。

5限終わり(18時半ごろ)で少し予算を抑えたい日は、改札を出て左の普通部通り方面へ。まいばすけっとに寄って同じものを少し安く買う。サークル終わりで深夜帯になった日は、東横線で1駅戻ってマルエツ元住吉店(9-翌1時)に切り替えると安心です。

週末は東横線で1駅進んでハナマサ綱島店までまとめ買いに行く、もしくは綱島の駅前で食事と買い物を済ませて帰る。ついでにひようらで昼を食べて帰る。この「時間帯と曜日でスーパーを切り替える」リズムができてくると、日吉の自炊環境は一気に楽になります。

自炊初心者が最初に揃えるもの

調味料 — 5つだけでいい

初めての自炊で調味料を全部揃えようとすると、使い切れずに半年後に棚の奥で固まっています。最初に買うのは5つだけ。

調味料価格帯使い道
醤油(1L)200〜300円炒め物、煮物、卵かけごはん、何にでも使う
塩・こしょう各100〜150円肉を焼くとき、パスタ、野菜炒め
サラダ油200〜300円フライパン料理の基本
味噌(750g)200〜350円味噌汁用。顆粒だしとセットで
顆粒だし150〜200円味噌汁、煮物のベース

この5つがあれば、このあと紹介するメニューは全部作れます。慣れてきたら「みりん」「料理酒」「めんつゆ」を足していけばいい。まいばすけっとのトップバリュ商品で揃えれば、合計1,000〜1,500円程度です。

調理器具 — フライパンと鍋があれば始められる

フライパン(26cm)1個、片手鍋(18cm)1個、まな板、包丁。この4つで自炊は回ります。ニトリの「新生活フライパン5点セット」(2,990円、2026年4月時点)にはフライパン・鍋・蓋・ターナーが入っていて、これ1セットで十分。包丁は三徳包丁が1本あればいい。まな板はダイソーの110円で構いません。

炊飯器は3合炊きがAmazonで5,000〜7,000円。電子レンジがあるならレトルトパックご飯でも代用できますが、炊飯器で炊く方が1食あたりのコストは3分の1以下です。全部で1万円ちょっと。入学前にまとめて買っておくと、日吉に引越してきた初週から自炊を始められます。

1週間の自炊スケジュール — 学食・ひようら併用パターン

毎食自炊する必要はありません。昼は慶應日吉キャンパスの生協食堂(山食・塾生食堂)で食べて、夜だけ自炊する。このハイブリッド型が日吉では最も落ち着きます。生協食堂の定食は400〜600円、丼ものは300〜500円。組合員価格なので、生協に加入していればこの値段で食べられます。

1週間のイメージを書いてみます。

土曜の昼にひようらでラーメンを食べて、そのまま日吉駅前のまいばすけっと・東急アベニューと綱島(東横線4分)のハナマサで1週間分を購入。卵10個、キャベツ半玉、もやし2袋、玉ねぎ3個、にんじん2本。肉を多めにストックしたい週は、ハナマサ綱島店で鶏むね肉1kg・豚こま500gをまとめ買い、家に帰ったらすぐ1食分ずつ小分けにしてジッパー袋で冷凍します。合計で土日2日の買い物が3,500〜4,500円。

日曜の夜にカレーを鍋いっぱい作ります。玉ねぎ2個、にんじん1本、鶏むね肉300gを切って炒め、水を入れてルーを溶かす。30分で4〜5食分。月曜の夕飯はこのカレーで確定。火曜の昼もタッパーに詰めて持っていけます。

水曜は豚こまともやしの炒め物。フライパンにサラダ油を引いて豚こまを炒め、もやしを投入。塩こしょうと醤油で10分で完成。木曜は疲れているので卵かけごはんと味噌汁だけ。金曜は大学帰りにひようらで武蔵家のラーメンを食べて帰る——翌土曜の昼にまいばすけっと+綱島ハナマサのまとめ買いに戻ります。

1ヶ月の食費シミュレーション

時間帯内容1食あたり月額(22日換算)
朝食トースト+バナナ+牛乳約80〜100円約1,800〜2,200円
昼食(平日)生協食堂400〜500円約8,800〜11,000円
夕食(平日)自炊200〜350円約4,400〜7,700円
土日の食事自炊+ひようらで外食約4,000〜6,000円

合計で月2万〜2.7万円。外食中心(月4万〜5万円)と比べると年間で18万〜28万円の差になります。「昼は学食、夜は自炊、週末に1〜2食ひようら」のパターンが日吉生活では最もバランスが取れています。

日吉で安く食材を買うコツ

店ごとに「安いジャンル」が違うので、まとめ買いと日常の買い足しで店を分けるのが基本です。

肉は肉のハナマサ綱島店(綱島駅徒歩2分・日吉から東横線4分)が圧倒的に安い。生鮮品と日用品の補充はまいばすけっと日吉駅西口店とマルエツ元住吉店(東横線で1駅・徒歩5分)を使い分け。PB商品(パスタ・レトルト・調味料)はまいばすけっとのトップバリュが強い。駅ビルの日吉東急アベニューは軽い買い足しと鮮度重視の買い物向け。この使い分けだけで、同じ食材でも月に2,000〜3,000円は変わってきます。

もやしは日吉のどのスーパーでも30〜40円で買えるコスパ最強の野菜です。豆腐3パックセットも90〜120円。この2つを常に冷蔵庫に入れておくと、「食材がない」ときの救済メニュー(もやし炒め、冷奴、味噌汁)がいつでも作れます。

卵は10個パックで250〜320円。1個あたり25〜32円。卵かけごはん、目玉焼き、チャーハン、味噌汁の具——使い道が多いので、切らさないようにしておくと自炊のハードルが一段下がります。

自炊と外食のハイブリッド戦略

自炊に挫折する人の共通点は「毎日ちゃんと料理しなきゃ」と思い込んでいることです。日吉はひようらがある街なので、疲れた日は無理せず外に出ればいい。

ひようらの定食屋や中華、ラーメン店は600〜900円で食べられます。サークルの打ち上げがある日は当然自炊しない。バイトで帰りが23時を過ぎたら、まいばすけっと日吉駅西口店(24時まで)か、東横線で1駅のマルエツ元住吉店(翌1時まで)で弁当を買って帰る日もある。

理想は「週5日のうち3〜4日だけ夜の自炊をする」ペースです。残りの1〜2日はひようらやレトルトに頼る。生協食堂で昼を食べている分、夜を外食にしても1日の食費は1,300〜1,600円に収まります。月に換算すると3万円前後。完全外食(月4.5万円)よりはずっと安い。

自炊の比率を上げていけば月2万円台も見えてきますが、最初から高い目標を掲げるより、「週3日だけ自炊してみる」から始める方が続きます。日吉は駅前に買い物環境が集中しているので、東京都内のキャンパス周辺よりむしろ自炊を始めやすい街です。

自炊が面倒な日のための仕込み

週末に30分だけ使って「平日を楽にする仕込み」をしておくと、帰宅後の自炊が「温めるだけ」になります。

ごはんは3合まとめて炊いて、1食分ずつラップで包んで冷凍。電子レンジで2〜3分温めれば復活します。米5kgが2,200〜2,800円。1合で約2食分炊けるので、1食あたりの米代は35〜45円。コンビニのおにぎり1個(150円)の4分の1以下です。

肉もハナマサで買ってきたらすぐ小分けにして冷凍。鶏むね肉を100〜150gずつラップに包み、ジッパー付き袋に入れて冷凍庫へ。使う日の朝に冷蔵室に移しておけば、夕方には解凍されています。

カレーは多めに作って1食分ずつ冷凍すれば2〜3週間持ちます。「今日は何も考えたくない」という平日に、冷凍カレーとレンジで温めたごはんで5分で夕飯が完成する。この仕組みがあるだけで、日吉での自炊を続けるハードルがかなり下がります。


参照元

  • スーパーの営業時間・所在地: 各店舗公式サイト・Googleマップ掲載情報(2026年4月閲覧)をもとに編集部が整理
  • 日吉東急アベニュー: 東急株式会社公式サイト 施設案内(2026年4月閲覧)
  • まいばすけっと日吉駅西口店: まいばすけっと公式サイト・イオン店舗検索(2026年4月閲覧)
  • マルエツ元住吉店: マルエツ公式サイト 店舗情報(川崎市中原区木月3-6-24・9:00-翌1:00・2026年4月閲覧)
  • 肉のハナマサ綱島店: 株式会社花正 公式サイト 店舗情報(港北区綱島西1-11-19・綱島駅西口徒歩2分・24時間・2026年5月閲覧)
  • 慶應義塾生協食堂のメニュー価格: 慶應義塾生活協同組合 公式サイト掲載情報(2026年4月閲覧)をもとに編集部が整理。組合員価格
  • 食材の価格帯: 日吉駅周辺各スーパーの店頭価格およびGoogleマップ掲載情報(2026年4月時点)をもとに編集部が現地調査・整理
  • 大学生の食費平均: 全国大学生活協同組合連合会「学生生活実態調査」(最新版)の下宿生データをもとに編集部が整理
  • ニトリ商品価格: ニトリ公式オンラインストア掲載価格(2026年4月閲覧)
  • 営業時間・価格は変動することがあります。訪問前に各店舗の最新情報を確認してください

部屋探し

この街で部屋を探す

仲介手数料を抑えて契約できる不動産会社をご紹介しています。SUUMO・HOME'Sで見つけた物件もそのまま相談できます。

無料で相談する