法政大学に合格して、市ケ谷周辺で一人暮らしを始める。「実際の1週間ってどんな感じ?」は、住んでみないとわからない。ここでは市ケ谷キャンパスに通う2年生の一週間を、月曜の朝から日曜の夜まで追いかけます。授業がある月水金、バイトとゼミの火木、サークルの土曜に、まとめ買いと休息の日曜——7日間を一周すると、この街での暮らしの輪郭が見えてくるはずです。
この記事でわかること
- 月・水・金の授業日の過ごし方(2限〜4限中心)
- 火・木のゼミ+バイトの動き方
- 土曜サークルと日曜のリセット
- 学食フォレストガーデンと外ランチの使い分け
- 1週間の食費・交通費のリアルな合計
一週間の時間割
この2年生の基本スケジュールを表にまとめておきます。
| 曜日 | 午前 | 午後 | 夕方〜夜 |
|---|---|---|---|
| 月 | 2限(10:40〜) 英語 | 3限(13:10〜) 法学 | 帰宅・自炊 |
| 火 | — | 3限 ゼミ | バイト(新宿 18:00〜) |
| 水 | 2限 経済学 | 3限 教養 / 4限(15:00〜) 選択 | 帰宅・課題 |
| 木 | — | 4限 選択 | バイト(新宿 18:00〜) |
| 金 | 2限 専門 | 3限 演習 | 友達と飯 or 帰宅 |
| 土 | — | サークル(13:00〜) | 課題 or 自由 |
| 日 | 洗濯・掃除 | まとめ買い・課題 | 翌週の準備 |
月曜 — 2限から始まる1週間
8時半にアラームが鳴る。飯田橋寄りの1K(家賃8.5万円、20m2)で目を覚まして、トーストとインスタントコーヒーで朝食を済ませる。10分で終わる朝食。9時過ぎに部屋を出ます。
通学ルートは外濠公園の遊歩道。JR中央線の線路と濠の水面にはさまれた道を歩く。春はソメイヨシノ約150本(千代田区観光協会・対岸を含めると約240本)の桜並木、夏は木漏れ日、冬は澄んだ空気のなかにボアソナードタワーが近づいてくる。入学して1年経った今でも、この景色には飽きません。
9時40分にキャンパス着。2限の英語が10時40分開始なので、市ケ谷図書館(80年館)の1階で予習を済ませる。
2限が12時20分に終わると50分の昼休み。月曜はボアソナードタワー地下1階のフォレストガーデンに直行。ガラス越しに外濠の緑が見える約350席のカフェテリアで、主菜と惣菜をトレイに載せていくスタイルです。から揚げ丼やハンバーグ定食が500〜600円台。12時25分に並べばピーク前に座れますが、12時40分を過ぎるとレジに行列ができる。
3限の法学が13時10分から始まり、14時50分に終了。今日はもう授業がない。キャンパスの中央広場を抜けて、靖国通り沿いの帰り道へ。途中、まいばすけっと九段南3丁目店で鶏むね肉とカット野菜と卵を買う。合計410円。17時に帰宅して、鶏むね肉のソテーとサラダ、ごはんで夕食。30分で完成する自炊が平日の基本形です。
月曜の支出——食パン(按分50円)、学食のから揚げ丼550円、まいばす410円。合計1,010円。
火曜 — ゼミとバイトの日
火曜は午前中が空いている。9時半に起きて、洗濯機を回しながら朝昼兼用のごはんを作る。冷凍ごはんをレンジで温めて、目玉焼きと味噌汁(インスタント)。材料費は100円程度。
12時半に部屋を出て、外濠沿いを歩いてキャンパスへ。3限のゼミが13時10分から。法学部のゼミは少人数で議論が中心なので、事前に判例を読んでおかないと発言できない。月曜の夜にまとめた要点ノートが生きる。
ゼミが14時50分に終わったら、キャンパスで少し課題を進める。市ケ谷図書館のラーニングコモンズでゼミ仲間とレジュメの確認をして、16時にキャンパスを出ます。
火曜はバイトの日。市ケ谷駅からJR中央・総武線で新宿まで10分。新宿の居酒屋で18時から22時までの4時間シフトに入ります。時給1,226円(東京都最低賃金、2025年10月3日改定水準)×4時間=4,904円。まかない付きなので夕飯代が浮くのが大きい。
22時半に新宿を出て、23時前に帰宅。シャワーを浴びて23時半に就寝。バイトの日はどうしても寝る時間が遅くなります。
火曜の支出——自炊朝昼兼用100円、電車往復(新宿)350円、まかない0円。合計450円。バイト収入4,904円。
水曜 — 授業3コマの忙しい日
水曜は2限・3限・4限と3コマ連続。一週間で最も大学にいる時間が長い日です。
8時半に起きて、セブンイレブン市ヶ谷駅前店でおにぎり2個(250円)を買い、歩きながら食べてキャンパスへ向かう。10時にキャンパス着。2限の経済学が10時40分から。
12時20分に2限が終わって昼休み。水曜は学食の混雑を避けて、富士見ゲート3階のカフェテリアつどひに行きます。502席あるこちらの食堂は、フォレストガーデンよりやや空いている日がある。とりからランチ530円を窓際の席で食べながら外濠を眺める。この景色を見ながらの昼食は、水曜の忙しさを少しだけ忘れさせてくれます。
3限の教養科目が13時10分から、4限の選択科目が15時00分から。4限が16時40分に終わると、さすがに疲れている。この日はまっすぐ帰りたいところですが、金曜締切のレポートが残っていると、駅前のエクセルシオールカフェ市ヶ谷駅前店(朝6:30から営業、電源・Wi-Fiあり)で1時間だけ粘ることもある。アイスコーヒー340円。
レポートが進んだら撤収して、帰り道にまいばすけっと飯田橋駅南店(7:00〜23:00営業)で翌日の食材を買い足す。パスタの乾麺とトマト缶、合計250円。帰宅は19時。パスタを茹でて、トマトソースにツナ缶を混ぜて夕食。22時半に就寝。
水曜の支出——おにぎり250円、つどひランチ530円、エクセルシオール340円、まいばす250円。合計1,370円。
木曜 — 午後だけ授業、夜はバイト
木曜は4限だけ。午前中がまるまる空く、一週間で最もゆるい時間割の日です。
9時半に起きて、コーヒーを淹れながらスマホで動画を見る。朝昼兼用の食事は卵かけごはんと味噌汁。材料費50円。掃除機をかけて、洗面台を拭いて、トイレ掃除。木曜の午前は家事の時間でもあります。
13時半に部屋を出て、4限(15:00〜16:40)に余裕を持ってキャンパスへ。天気がいい日は少し早めに出て、外濠公園のベンチでコンビニコーヒー(120円)を飲みながら教科書を読む。濠の水面に電車の影が映るのを眺めていると、都心にいることを忘れそうになります。
4限が終わったら、そのまま市ケ谷駅へ。火曜と同じく新宿の居酒屋で18時〜22時のバイト。帰宅は23時前。
木曜の支出——自炊朝昼兼用50円、コンビニコーヒー120円、電車往復350円、まかない0円。合計520円。バイト収入4,904円。
金曜 — 授業が終わったら、飯田橋か神楽坂へ
金曜は2限と3限。午前中に少しだけ余裕がある日です。
9時に起きて、トーストとゆで卵の朝食。10時に部屋を出てキャンパスへ。2限の専門科目、3限の演習と連続で受けて、14時50分に解放される。
金曜の午後は、ゼミ仲間や友達と過ごす時間になることが多い。「飯食べに行かない?」の一言で、飯田橋方面に歩き出す。横浜家系ラーメンの市ヶ家(市ケ谷駅から徒歩1分、ライス無料)でがっつり食べる日もあれば、飯田橋まで歩いて大勝軒のつけ麺で締める日もある。1人なら学食で済ませて帰りますが、金曜は誰かと食べる率が高い。ラーメン1杯で800〜900円。
月に2〜3回、ゼミやサークルの飲み会が金曜に入る。飯田橋から神楽坂に上がって路地裏の居酒屋に流れるのが法政の定番。石畳の路地に小さな飲食店が並ぶ雰囲気で、飲み放題コース3,500円前後。高田馬場とは違う大人びた空気のなかで飲む金曜の夜は悪くない。
飲み会なしの金曜は、帰宅してオンラインゲーム。日付が変わるころに寝る。金曜だけは夜更かしを許す日。
金曜の支出(飲み会ありの場合)——食パン(按分50円)、ラーメン850円、飲み会3,500円。合計4,400円。飲み会なしなら1,000円以下。
土曜 — サークルと課題の日
土曜の午前中は寝ている。金曜夜の回復時間。10時半に起きて、冷蔵庫にあるもので朝昼兼用をつくる。
13時からサークル活動。法政大学のサークルは数百団体あり、市ケ谷キャンパスが活動の中心。ボアソナードタワーの教室を使う団体が多く、軽音サークルなら外濠校舎の音楽練習室、テニスなら外部コートを借りるケースもある。13時〜16時の活動が一般的です。
サークル後、メンバーとキャンパス近くで喋って過ごす。PRONTO市ヶ谷店(市ケ谷駅前徒歩1分、土曜は11:00〜17:00/日曜定休なのでサークル後の利用は土曜の夕方が限度)でアイスコーヒーを飲みながら1時間ほど。17時ごろ解散。
帰宅して、課題に取りかかる。土曜の夕方〜夜は集中タイム。家で集中できないときは喫茶室ルノアール市ヶ谷駅前店(ソファ席、電源Wi-Fi完備)で粘る。コーヒー650円は高めですが、客層がビジネスパーソン中心で静かなので長時間向き。
夕食は自炊。パスタか野菜炒めか、冷蔵庫の残り物で回す。22時にNetflixを1話見て、23時就寝。
土曜の支出——自炊200円、PRONTO340円、自炊夕食200円。合計740円。
日曜 — リセットの日
日曜は「翌週に向けてリセットする日」です。9時に起きて、まず洗濯。1週間分を2回に分けて回す。干すのに15分。ベランダが南向きなら昼過ぎには乾く。
まとめ買いに出かける。市ケ谷駅の直近に大きなスーパーがないのがこのエリアの弱点で、三徳飯田橋店(飯田橋駅から徒歩3分)まで歩きます。卵、牛乳、食パン、鶏むね肉、豚こま切れ、もやし、玉ねぎ、カット野菜、パスタ。合計2,000円前後で平日5日分の自炊をまかなう計算。
昼は買った食材で早速自炊。鶏むね肉をまとめて茹でておくと、月〜水の夕飯が楽になる。
午後は課題に充てる。自宅で集中できないときは、カフェ・ド・クリエ市ヶ谷駅前店(電源・Wi-Fiあり)で2時間ほど。コーヒー320円。外濠公園のベンチで教科書を読むのもいいけれど、Wi-Fiがないのでレポート作成には不向き。やることの種類で場所を選びます。
夕方、翌週の時間割を確認して、提出期限の近い課題を洗い出す。19時に夕食、21時にシャワー、22時にベッドへ。月曜に備えて日曜は早めに寝ます。
日曜の支出——三徳まとめ買い2,000円、カフェ320円、自炊(まとめ買い按分)。合計約2,320円。ただし三徳のまとめ買いは平日5日分を含んでいるので、日曜単独の「消費」としては320円ほど。
1週間の収支
ここまでの7日間を振り返ります。
| 曜日 | 食費 | 交通費 | その他 | 合計 | バイト収入 |
|---|---|---|---|---|---|
| 月 | 1,010円 | 0円 | — | 1,010円 | — |
| 火 | 100円 | 350円 | — | 450円 | 4,904円 |
| 水 | 1,030円 | 0円 | カフェ340円 | 1,370円 | — |
| 木 | 170円 | 350円 | — | 520円 | 4,904円 |
| 金(飲み会あり) | 900円 | 0円 | 飲み会3,500円 | 4,400円 | — |
| 土 | 400円 | 0円 | カフェ340円 | 740円 | — |
| 日 | 2,320円 | 0円 | — | 2,320円 | — |
| 合計 | 5,930円 | 700円 | 4,180円 | 10,810円 | 9,808円 |
食費は週あたり約6,000円、4週間で月24,000〜30,000円。飲み会を月2回に絞って自炊比率を高めれば月25,000円前後に抑えられます。週末のまとめ買い2,000円×4週=8,000円が自炊の基本原資。
交通費は通学が徒歩なのでほぼゼロ。バイトの新宿往復が週700円、月約3,000円。通学定期代がかからない分、食費やカフェ代に回せるのは市ケ谷の強みです。
バイト収入は週2回(各4時間)で月約39,000〜42,000円。1年生の前期はシフトを入れにくいので、5月のゴールデンウィーク明けから始める学生が多い。
試験期間は全部が変わる
7月と1月の定期試験2週間は、普段のリズムが一変します。サークルは休み、バイトのシフトも減らす。
市ケ谷図書館の閲覧席(約1,500席)は試験2週間前から朝の開館と同時に埋まり始める。座れなかった日はエクセルシオールカフェかカフェ・ド・クリエに流れる。カフェ代が試験期間だけ跳ね上がるのは法政あるある。
自炊する気力もなくなって、フォレストガーデンのから揚げ丼とつどひのとりからランチが交互にヘビーローテーション。試験期間の食費は通常の1.2〜1.3倍に膨らみます。
試験が終わった日、ゼミ仲間と飯田橋から神楽坂に上がって打ち上げ。これが学期末の定番行事です。
参照元・注記
- 法政大学の授業時間・キャンパス施設: 法政大学公式サイト「学年暦・時間割」「キャンパス紹介」(2026年4月閲覧)をもとに編集部が整理
- 学食の情報: 法政大学公式サイト「学内店舗・食堂」および法政大学生活協同組合サイト(2026年4月閲覧)
- 飲食店・カフェの情報: Googleマップ・食べログ・Retty掲載情報および編集部による現地調査(2026年4月時点)
- スーパーの営業時間: 各店舗の公式サイト・Googleマップ掲載情報(2026年4月時点)
- 東京都最低賃金(時給1,226円): 東京都産業労働局公表データ(2025年10月3日改定)
- 交通アクセス: JR東日本・東京メトロ・都営地下鉄の路線情報(2026年4月時点)
- 外濠公園の桜: 千代田区観光情報公式サイト Visit Chiyoda(2026年4月閲覧)
- 生活スタイルの描写は編集部ヒアリングおよび大学周辺の現地取材(2026年4月)に基づきます
- 食費・交通費の数値は大学周辺の物価をもとに編集部が試算した参考値です
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