神楽坂で1Kの部屋を借りて一人暮らしを始めたら、毎日どういう生活になるのか。家賃や治安の数字は調べればわかりますが、朝起きてから夜寝るまでの流れは、実際に住んでみないと掴みにくい。

ここでは神楽坂・飯田橋エリアに住む東京理科大学神楽坂キャンパスの理系学生の平日を、時間軸に沿って追いかけます。

この記事でわかること

  • 平日の朝: 外濠公園沿いの通学ルート
  • 昼: 神楽坂のランチと理科大生協食堂
  • 午後〜夕方: 講義・実験・空きコマの過ごし方
  • 夜: 研究室の長時間作業と0時台の終電
  • 休日: 神楽坂の路地裏散策と外濠のランニング

朝: 外濠公園の桜並木を歩いて登校

1限は9時開始。神楽坂駅周辺の1Kに住んでいれば、キャンパスまでは徒歩7〜10分。飯田橋駅側の物件でも徒歩5〜8分で正門に着きます。

4月の朝は外濠公園の桜並木がピーク。飯田橋〜四ツ谷の外濠沿いに約2km続く桜のトンネルを抜けて神楽坂を登ると、入学して最初の1週間の記憶が桜の景色と一緒に刻まれていきます。

朝食は部屋のミニキッチンでパンとコーヒー、またはキャンパス手前のコンビニ(ファミリーマート・ローソンが神楽坂通り沿いに点在)でおにぎりを買うパターン。飯田橋駅周辺のドトールコーヒーショップ 飯田橋神楽坂店・飯田橋東口店は平日6:45から開いていて、早朝に家を出た日はここで時間を調整できます。

1限がない日は朝に余裕が生まれます。部屋でコーヒーを入れて、2限に間に合うように出発する——神楽坂の1Kはミニキッチン付きの部屋が中心なので、自炊派は朝食を家で食べる人が多くなります。

午前〜昼: 講義と神楽坂のランチ

神楽坂キャンパスの午前中は、理工系の講義と実験が中心。化学系・物理系の実験日は午前から夕方まで実験室にこもることもあります。

昼食の選択肢

昼休みは12時10分〜13時ごろ。神楽坂キャンパス周辺のランチ事情は学生街のそれとは少し違います。

理科大生協食堂は500円前後のメニューが揃っていて、神楽坂の外食よりも安く済む。午後に実験が続く日はここで手早く済ませて研究室に戻る学生が多い。

神楽坂通り沿いにはサイゼリヤ(ランチ500〜800円台)、松屋、マクドナルドなどのチェーン系が揃っています。手早く腹を満たしたい日の定番。

少し贅沢したい日は神楽坂通りの老舗や坂下の店へ。五十番の肉まんは軽食として使える定番で、神楽坂の食事は「毎日使う」というより「週1〜2回の楽しみ」として取り入れる学生が多い印象です。

空きコマに使える場所

3限と5限の間が空く日は、キャンパス内の図書館・ラウンジが第一選択。落ち着いた環境で課題を進められます。

外に出るなら、飯田橋駅周辺のドトールコーヒーショップ 飯田橋神楽坂店・飯田橋東口店が定番。駅前にあってアクセスも良く、長時間作業に使える(電源・Wi-Fiは店舗公式で確認)。

神楽坂通りの入口付近のスターバックス コーヒー 神楽坂下店(新宿区神楽坂1-9-2・7:00〜22:30)は、坂を降りて5分ほど。落ち着いた雰囲気で作業できます。神楽坂キャンパスから少し距離はありますが、午後の気分転換には向いた環境。

外濠公園の芝生エリアは気候の良い季節限定。春と秋は昼食を外で食べる学生もいます。理大祭(毎年11月上旬)の準備期間には、芝生エリアでサークルの準備作業をする光景も見られます。

午後: 実験と研究室

理科大の理工系学部は、3〜4年生になると研究室所属が本格化します。4年生は卒業研究、大学院生は修論・博論のテーマで、研究室に滞在する時間が格段に増える。

3〜4限は講義、5限以降は研究室で実験・解析・ミーティングというパターンが多くなります。研究室によっては、夕方からゼミ(論文購読・研究進捗報告)が入る日もある。

神楽坂キャンパスの研究室は建物ごとにセキュリティカードで24時間入れる仕組みが整っており、深夜まで作業する学生・院生は普通にいます。

夕方〜夜: 帰り道の買い物

午後の講義が終わる17〜18時台、または研究室での作業が一段落した20〜22時台に帰宅準備。

神楽坂の下り坂を降りて駅方向に歩くと、帰り道の動線上にスーパーがあります。

まいばすけっと神楽坂駅西店は神楽坂駅徒歩4分・8:00〜23:00営業。日常の食材はここで揃う。マルエツ プチ 飯田橋店(揚場町2-20、C1出口徒歩1分、7:00〜25:00)は飯田橋駅近くで、小規模ながら惣菜・弁当・生鮮食品の品揃えは十分です。

自炊する日はここで材料を買って、1Kのミニキッチンで作る。パスタ、野菜炒め、カレー——レパートリーが限られていても、材料を揃える手間が少ないから続けやすい。

自炊しない日は外食かコンビニ。神楽坂通りの定食屋・中華・イタリアン・チェーン系から選びます。深夜にお腹が空いた日は、飯田橋駅周辺のコンビニで弁当を調達するか、マルエツプチで惣菜を買って帰る。

夜: 研究室の長時間作業と0時台の終電

研究室で実験や解析が長引く日は、22時〜23時台に帰宅するパターンもあります。神楽坂・飯田橋エリアの強みは、この時間帯でも複数の帰宅手段があること。

神楽坂駅周辺の物件ならキャンパスから徒歩7〜10分で帰れる。牛込神楽坂方面なら徒歩12分前後。江戸川橋・市ケ谷方面に住んでいても、1駅電車に乗れば帰れる距離です。

飯田橋駅の終電はどの路線も0時台。

路線方面最終発車
JR中央・総武線(各停)千葉方面0:20ごろ
JR中央・総武線(各停)三鷹方面0:15ごろ
東西線中野方面0:25ごろ
有楽町線新木場方面0:10ごろ
南北線目黒方面0:15ごろ
大江戸線六本木・大門方面0:20ごろ

5路線のうち何かしらが0時15〜25分まで動いている安心感は大きい。研究室で遅くまで作業した日、神楽坂で先輩と飲んだ日、バイトが長引いた日——終電を逃すリスクが他エリアより低いのが神楽坂・飯田橋の特徴です。

飲み会・交友の場

研究室の打ち上げや先輩との飲み会は、神楽坂の裏路地の居酒屋が定番。格安チェーン系というより、3,000〜5,000円前後で落ち着いて飲める店が中心です。

安く飲みたい日は飯田橋駅周辺のチェーン系居酒屋(鳥貴族、和民など)を使う学生もいます。3,000円前後の飲み放題コースで、大人数の飲み会に対応できる店が駅前に揃っています。

サークル活動が活発なメンバーは、JR中央・総武線で新宿(9分)や、東京メトロ有楽町線で池袋(10分前後)に出て飲むことも。神楽坂の街の雰囲気を楽しみたい日と、ガヤガヤと安く飲みたい日で場所を使い分けるパターンになります。

休日: 神楽坂の土曜日

土曜の朝は10時ごろに起きる——大学生の休日はだいたいそんなスタート。神楽坂に住む学生の休日は、研究室に行く日と完全オフの日で過ごし方が変わります。

研究室に行く日

課題や卒研が追い込み時期だと、土曜も研究室へ。キャンパスは平日より空いているので集中して作業できる。昼食はサイゼリヤか生協食堂で軽く済ませて、夕方に神楽坂を降りて帰宅するパターン。

神楽坂を散策する日

神楽坂通りは日曜の午後に歩行者天国になります。石畳の坂を車なしで歩けるのは週末の楽しみ方。兵庫横丁や本多横丁の路地裏を覗きながら、紀の善であんみつ、五十番で肉まん——観光客気分で地元を歩く1日になります。

赤城神社や毘沙門天への散策もこの時期の定番。赤城神社は隈研吾設計の近代建築で、神楽坂の中でも写真映えするスポットです。

外濠を走る日

外濠公園沿いの遊歩道は、飯田橋〜市ケ谷〜四ツ谷の約2km。ランニングを習慣にしている学生は、土曜の朝に外濠区間を往復してから部屋に戻るパターンもあります(赤坂見附・麹町方面まで足を伸ばす場合は皇居方面の歩道に切り替える形になります)。

都心に出る日

神楽坂からJRで新宿9分、東京10分、東西線で大手町6分、大江戸線で六本木8分。都心のどこにでも30分以内で着くので、休日の行動範囲は広くなります。新宿で買い物、渋谷で映画、六本木で美術館——用事を済ませて夕方には神楽坂に戻ってくる。

この街に住むということ

神楽坂・飯田橋は「大人の街に理系キャンパスが同居している」独特のエリアです。

学生街の賑わいは薄く、その代わりに石畳の路地裏文化・5路線ターミナル・外濠の桜並木がある。飯田橋駅から徒歩5〜10分でキャンパスに着くので、研究室生活の長時間化に対応しやすい。深夜まで実験した日も徒歩で帰れる安心感があります。

逆に言うと、500円台の定食屋街や学生向けの格安居酒屋街を求めるなら、高田馬場や早稲田方面の方が合います。神楽坂の飲食店は単価が少し高めで、「毎日外食で食費を抑える」ことは難しい。生協食堂とチェーン系を使い分けるか、自炊を習慣化する方が生活費は安定します。

東京理科大学神楽坂キャンパスに通う学生にとって、このエリアは「研究と都心アクセスを両立したい」という条件を最も自然に満たす場所の1つです。


参照元・注記

  • 飲食店の価格帯・営業情報: Googleマップ・食べログ・Rettyの掲載情報(2026年4月閲覧)をもとに編集部が整理
  • スーパーの営業時間: 各店舗の公式サイト・Googleマップ掲載情報(2026年4月時点)
  • 外濠公園・赤城神社・毘沙門天・神楽坂通り歩行者天国の情報: 東京都公園協会、新宿区観光振興協会、神楽坂商店街振興組合の公式情報(2026年4月閲覧)
  • 交通所要時間・終電時刻: JR東日本・東京メトロ・都営交通の各路線情報・公式時刻表(2026年4月ダイヤ)をもとに編集部が整理。ダイヤ改正により変更の可能性あり
  • キャンパス所在地・講義時間・研究室情報: 東京理科大学公式サイト「入学案内」および各学部の公開情報(2026年4月閲覧)
  • 価格・営業時間は変動することがあります。訪問前に最新情報を確認してください

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