渋谷で1Kの部屋を借りて、國學院大學渋谷キャンパスに徒歩10分で通う。毎日どんな生活になるのか——家賃や治安の数字は調べればわかりますが、朝起きて夜寝るまでの流れは、実際に住んでみないと掴みにくい。
ここでは渋谷エリアに住む國學院大學生の平日と休日を、時間軸に沿って追いかけます。
この記事でわかること
- 平日の朝: 明治通りを歩く通学路と朝食の選択肢
- 昼〜夕方: 空きコマの居場所とランチ事情
- 夜: ヒカリエ・スクランブルスクエアでの買い物と夕飯
- 休日: 代々木公園・明治神宮と都心アクセス
朝: 明治通りを歩いてキャンパスへ
1限は9時開始。渋谷駅から國學院大學渋谷キャンパスまでは、明治通り沿いに南東へ徒歩約13分(恵比寿駅からも徒歩約15分、いずれも國學院大學公式)。朝8時20分ごろの明治通りには、同じ方向に向かう國學院生の流れができています。青山学院大学方面に分かれる学生と、キャンパス前の交差点で別々のルートに散っていく動きが毎朝繰り返されます。
途中にコンビニ(セブンイレブン、ファミリーマート)が等間隔で並んでいるので、朝食を食べそびれた日はおにぎりとコーヒーを買いながら歩くのが定番。ハチ公側のマクドナルドや、明治通り沿いの富士そばで朝食を済ませる学生もいます。
1限がない日は朝に余裕があります。部屋でトーストとコーヒーを用意して、2限に間に合うように出発する——渋谷エリアの1Kはミニキッチン付きが多く、朝食を家で食べる派も珍しくありません。
昼: 空きコマに何をするか
3限と5限の間が空いている日が週1〜2回はあります。空きコマの過ごし方で、渋谷に住む意味が実感できます。
キャンパス内で過ごす
國學院大學渋谷キャンパスの図書館は静かで、空きコマの勉強には最適。座席が広く、コンセント付きの席もある。試験前は混みますが、平常時は余裕があります。
学内には「メモリアルレストラン」「和[NAGOMI]」「カフェラウンジ若木が丘」の飲食施設があり、定食500〜700円で食べられる。昼のピーク時間(12:15〜12:45)を外すと落ち着いて食事できます。
國學院大學博物館はキャンパス内にあり、考古学・神道関連の展示が無料で見られる。授業の合間に気分転換で寄る学生もいます。
渋谷駅方面に戻って過ごす
キャンパスを出て渋谷駅方面に戻ると、選択肢が一気に広がります。
スタバ渋谷スクランブルスクエア店は展望カフェとしても人気。電源・WiFiがあり、課題作業に向いています。混雑時を避ければ落ち着いた環境で数時間集中できます。
渋谷ヒカリエ・QFRONTのカフェ、渋谷マークシティのスタバなど、駅直結の商業施設には勉強に使えるカフェが揃っています。どの店にもノートPCを広げている学生・社会人がいるので、気まずさはありません。
昼食: 渋谷の食事事情
渋谷で昼ごはんに困ることはまずありません。問題は「価格帯の振れ幅が大きい」ことで、500円の牛丼と2,000円のランチが同じエリアに並んでいます。
學食(メモリアルレストラン・和[NAGOMI]・カフェラウンジ若木が丘)は定食500〜700円で、学生にとってはここが基本軸。
渋谷駅側まで戻ると、チェーン系が揃っています。富士そば、松屋、すき家、サイゼリヤ——どれも500〜700円で食べられて、学生の財布に優しい。
もう少し腰を据えて食べたい日は、センター街や道玄坂のラーメン屋や定食屋へ。800〜1,000円台が中心で、國學院生の「たまの贅沢」ランチに使われるゾーンです。
青山通り方面に出ると、カフェランチで1,200〜1,800円が相場。ここは特別な日や友達とゆっくり話したい日に選ぶ帯。「渋谷は外食が高い」と言われますが、実際は使い分け次第です。
夕方〜夜: 帰り道に買い物
5限が終わるのは18時半ごろ。サークル活動やバイトがある日は21時ごろまで外にいることもあります。
帰り道の動線上にスーパーがあるのが渋谷エリアの強み。
まいばすけっと渋谷東3丁目店(渋谷区東3-14-15、恵比寿駅徒歩8分、7:00〜24:00)は國學院キャンパスから明治通り側に出る帰り道に寄れる小型店。牛乳・卵・野菜・冷凍食品など日常の食材は揃います。
成城石井 SELECT 渋谷東急フードショー店(渋谷マークシティ側、10:00〜21:00)は駅直近で、こだわりの惣菜・デリ・ワイン・チーズが豊富。テイクアウトして部屋で夕食というパターンができる店です。外食とスーパーの中間ニーズを埋めてくれます。
渋谷ヒカリエ ShinQs(平日・土21:00/日祝20:00、レストラン階23:00)と渋谷スクランブルスクエア(ショップ21:00/レストラン23:00)は駅直結。授業・バイト帰りに買い物と食事をまとめて済ませられる。ヒカリエ ShinQs内には東横のれん街もあり、惣菜・弁当・スイーツが揃います(渋谷マークシティ/しぶちかの東急フードショーとは別フロアなので、目的に応じて使い分けるのが渋谷の作法)。
自炊する日の夕飯は、帰りにスーパーで食材を買って1Kのミニキッチンで作る。カレー、パスタ、野菜炒め——レパートリーが少なくても、材料が手に入りやすいから続けやすい。
自炊しない日は外食。明治通り・青山通り沿いの定食屋や中華は夜も営業していて、800〜1,200円で食べられます。深夜に小腹が空いたら、マルエツプチやファミマで済ます。
夜のスクランブル交差点
渋谷駅ハチ公側のスクランブル交差点は、夜になると一段と賑やかになります。世界的に有名なこの交差点を毎日通り過ぎる生活は、渋谷に住んで初めて「当たり前」になる感覚です。
センター街・道玄坂の居酒屋街は、サークルの飲み会・友達との打ち上げの舞台。チェーン系の格安居酒屋で飲み放題3,000円前後、少し足を伸ばして恵比寿方面に行けばもう少し落ち着いた店も選べる。
金曜の深夜は特に人が多く、酔客の声が聞こえてくる場面もあります。住む物件を選ぶ際、駅徒歩5分圏内と10分圏内では夜の環境が大きく違うので、内見時に夜の様子もチェックしておくと判断を誤りにくい。
休日: 渋谷の土曜日
土曜の朝は10時ごろに起きる——大学生の休日はだいたいこんなスタートです。
課題をやる日
午前中は部屋で課題を片付けて、昼ごろにカフェに移動。スタバ渋谷スクランブルスクエア店、ヒカリエのカフェ、道玄坂のサードウェーブ系カフェから気分で選ぶ。昼食は明治通りで済ませて、夕方までに切り上げるパターンが多いです。
散歩に出る日
代々木公園は渋谷駅から徒歩15分、國學院キャンパスからは徒歩20分。広大な都立公園で、春は桜、秋は紅葉。週末はキッチンカーが並んだり、イベントが開催されたりします。芝生にシートを敷いて本を読むだけで休日が満たされる場所。
明治神宮は代々木公園の隣。原宿駅から参道を歩くと、都心とは思えない森林の静けさがあります。國學院生にとっては神道・国学との縁もあり、研究対象として訪れる学生もいます。
青山霊園は國學院キャンパスから徒歩圏。桜の名所としても知られ、春は散策スポットとして人気です。
都心に出る日
渋谷から新宿までJRで7分、表参道まで銀座線で2分、横浜まで東横線特急で30分。東京の主要エリアに電車1本で出られるのが渋谷の圧倒的な強み。
とはいえ、住んでみると「渋谷から出なくても用事は足りる」日も多い。洋服はMAGNET by SHIBUYA109や渋谷PARCO、映画はTOHOシネマズ渋谷、本は大盛堂書店——渋谷の商業施設で大抵の用事が片付きます。
この街に住むということ
渋谷は「7路線ターミナル+都内屈指の商業集積地+國學院渋谷キャンパス徒歩圏」という稀有な立地です。
歩いている人の半分近くが20〜30代で、商業施設もカフェも街の時計も若い世代に合わせて動いている。家賃が高い分、生活圏の密度は都内最高クラス。一人暮らしを始めたばかりの新入生が、渋谷をいきなり日常の街として使える恩恵は大きい。
深夜まで営業するスーパー・駅直結の商業施設・電源WiFi付きのカフェ・徒歩通学できるキャンパス・歩いて行ける明治神宮と代々木公園。「國學院生が暮らすために必要なもの」は、渋谷エリアに集約されています。
逆に言うと、静かな環境で落ち着いて勉強したい人には向かない面もあります。繁華街特有の喧騒、人混み、イベントシーズンの混雑。こうした要素が日常に入ってくることを許容できるなら、渋谷に住む経験は大学4年間の記憶に色濃く残るはずです。
参照元・注記
- 飲食店の価格帯・営業情報: Googleマップ・食べログ・Rettyの掲載情報(2026年4月閲覧)をもとに編集部が整理
- スーパー・商業施設の営業時間: 各店舗の公式サイト・Googleマップ掲載情報(2026年4月時点)
- 公園・施設情報: 東京都公園協会、渋谷区観光協会、明治神宮公式サイト(2026年4月閲覧)
- 國學院大學キャンパス・博物館・学食情報: 國學院大學公式サイト(2026年4月閲覧)
- 交通アクセス: JR東日本・東京メトロ・東急電鉄・京王電鉄の各路線情報(2026年4月時点)
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