早稲田大学に合格して、高田馬場周辺で一人暮らしを始める。「大学生って毎日どう過ごしてるの?」は、住んでみないと想像がつかない問いです。ここでは高田馬場の1Kを拠点にした一週間を、月曜日の朝から日曜日の夜まで追いかけます。授業がある日、全休の水曜日、金曜の夜、土曜のバイト、日曜の洗濯——7日間の輪郭が見えると、この街での暮らし方が掴めてくるはずです。

この記事でわかること

  • 月〜金の授業日の過ごし方を時間帯で
  • 水曜全休の使い方
  • 金曜夜のさかえ通り
  • 土曜バイト+日曜の家事ルーティン
  • 1週間の食費・交通費のリアルな合計

月曜日 — 2限から始まる1週間

7時40分、スマホのアラームで目が覚める。高田馬場駅から徒歩8分のワンルーム。6畳の部屋にセミダブルのベッドと勉強机を置くと、残りのスペースは1畳あるかどうか。

朝食は前の日にまいばすけっと高田馬場駅北店で買っておいた食パンをトーストして、インスタントのコーヒーと一緒に流し込む。10分で終わる朝食。8時20分に部屋を出て、早稲田通りを東へ歩く。途中、キッチンオトボケの看板が目に入る。朝は閉まっている。この店が開くのは11時。早稲田通り沿いの定食屋の前を通り過ぎて、早稲田キャンパスの正門に着くのが8時40分ごろ。2限は10時40分からだから、余裕がある朝は中央図書館の1階で予習を済ませる。

2限の英語が12時20分に終わる。3限は13時10分開始で50分の昼休み。この50分で昼食を済ませる。大学の戸山カフェテリアは12時25分に行くとすでに行列なので、今日はキャンパスを出て早稲田通りへ。少し足を伸ばして西早稲田駅近くのメーヤウのグリーンカレーを10分で食べて、残り30分でキャンパスに戻り、3号館の前のベンチで次の授業の資料に目を通す(具体的なメニュー・価格は公式情報で確認してください)。

3限が14時50分に終わると、今日はもう授業がない。中央図書館の2階で90分ほど課題に取りかかる。心理学入門のレポートが水曜締切。16時半に図書館を出て、帰り道にまいばすけっと高田馬場駅北店で夕飯の材料を買う。鶏むね肉1パック、カット野菜、卵。合計で430円。

17時に帰宅。夕飯は鶏むね肉の照り焼きとカット野菜のサラダ、ごはん。自炊に30分。食後にNetflixを1話見て、22時にシャワー。23時にベッドに入る。

月曜の支出——食パン(前日購入分から按分50円)、昼食のグリーンカレー、まいばすの食材430円。合計は1,000円前後で、外食の具体的な価格は店舗によって変動します。

火曜日 — 1限ありの早起き日

火曜は1限がある。必修の語学で、8時50分開始(早稲田大学公式時間割)。6時50分に起きて、7時半に部屋を出る。朝食を家で食べる余裕がない日は、高田馬場駅前のコンビニ(セブン-イレブン・ファミマ等)でおにぎり2個(250円)を買って歩きながら食べる。これが火曜の朝のルーティン。

1限→2限と連続で授業が入っていて、12時20分に解放される。火曜の昼は混む前にキャンパスを出て、馬場口交差点そばの餃子の安亭に向かう。看板の焼餃子定食。12時半に入れば待たずに座れる。12時45分を過ぎると行列が発生するので、この15分の差が大きい(価格は店頭またはGoogleマップで確認)。

3限は空きコマ。火曜はサークルの練習が18時45分(5限終了後)からあるので、中途半端にキャンパスにいるよりは駅前まで戻ることが多い。カフェ・ド・クリエでアイスコーヒー320円を注文して、心理学レポートの続きを進める。13時半〜16時半の3時間。店内はこの時間帯、勉強している学生と在宅ワーク中の社会人が半々で、静かに作業できる。

16時45分の手前にキャンパスに戻り、5限の授業(17:00-18:40)。終了後、戸山キャンパスのアリーナ・多目的運動場が稼働している曜日にはサークル練習へ(早稲田公式の競技施設一覧ではテニスコートは東伏見キャンパスに所在、戸山ではアリーナ・プール・多目的運動場系を利用)。練習後にサークルメンバー4人で高田馬場駅前のやよい軒に行き、しょうが焼き定食710円。おかわり自由のごはんを2杯食べる。21時半に解散。

帰宅して、シャワーを浴びて、心理学レポートの最終チェック。23時半にベッドへ。

火曜の支出——おにぎり250円、餃子の安亭の焼餃子定食、カフェ・ド・クリエ320円、やよい軒の定食。サークルの日は外食が増える(各店の最新価格は店頭・Googleマップで確認)。

水曜日 — 全休の贅沢

水曜日に授業を入れない「全休」を作るのは、早稲田では一つの技術です。2年次以降、選択科目の組み方次第で水曜を丸々空けることができる。1年次は必修が入りがちなので、全休が作れるのは2年の春学期あたりから。

全休の朝は9時に目が覚める。急ぐ理由がないので、コーヒーを淹れてトーストを食べながらスマホで動画を見る。洗濯機を回す。干す。掃除機をかける。この家事が終わるのが10時半。

天気が良い日は散歩がてら外に出る。神田川遊歩道を歩いて甘泉園公園(早稲田駅から徒歩7分、江戸時代の大名庭園を整備した日本庭園)まで散歩するコースは20分ほど。庭園のベンチで本を読む。都会の真ん中にいるのを忘れるくらい静かな場所です。

昼は自炊。前の日にまいばすで買った卵とごはんでチャーハンを作る。材料費は100円もかからない。全休の昼は自炊率が一番高い日。

午後は課題に充てる。家でやる日もあるが、集中できない日はStudyWork Cafe24(西早稲田駅徒歩2分・15分65円)に行く。14時〜17時の3時間で780円。カフェでドリンクを2杯頼むより安い。金曜締切のレポートを一気に書き上げるのは、たいてい水曜の午後。

夕方、友達から「暇?」とLINEが来る。全休は友達も暇にしていることが多い。17時に高田馬場駅で合流して、BIGBOX高田馬場2階に入っているタリーズ(8:00-22:00・公式)で30分ほど喋ってから、早稲田通り沿いの三品食堂(早稲田の老舗定食屋)でメンチカツ定食650円。安くて量が多い学生の味方。19時解散。

帰宅して、翌日の授業の準備を軽くやって、22時に就寝。全休は一週間のバッテリーを充電する日です。

水曜の支出——食パン(按分50円)、コーヒー(自宅・按分30円)、卵チャーハン材料(按分100円)、StudyWork Cafe24 780円、三品食堂650円。合計1,610円。

木曜日 — サークルなしの静かな一日

木曜は2限と4限だけ。授業と授業の間に2コマ分(180分)の空きがある日。

8時半に起きて、家でトーストとゆで卵の朝食。9時20分に部屋を出る。2限(10時40分〜12時20分)の経済学を受けて、昼休みはキャンパスの大隈ガーデンハウス(早稲田公式の主要学食)でカレーライス420円。早稲田の学食カレーは安いわりにボリュームがある。

13時から4限(15時05分開始)まで約2時間の空き。中央図書館の4階、奥まった閲覧席を狙う。4階は比較的静かで、常連の上級生が定位置を持っているエリア。1年生は最初どこに座ればいいかわからないが、窓際の2人がけテーブルが空いていれば当たり。ここでレジュメの予習と翌週の教職課程の小テスト対策を進める。

4限が16時45分に終了。木曜はサークルもバイトもないので、まっすぐ帰る日。帰り道、早稲田通りの馬場口交差点あたりでとんかついちよしが目に入る。ロースかつ定食の誘惑に負ける日が月に1〜2回ある。今日は我慢して通過し、マルエツプチ高田馬場店(24時間営業)でパスタの麺とトマト缶を買う。合計280円。

17時に帰宅。ナポリタンを作る。玉ねぎとウインナーは日曜にまとめ買いしたもの。30分で完成。食後に翌週の課題を少し進めて、21時からYouTubeを見て過ごす。23時就寝。

木曜はバイトもサークルもない分、一日の出費が少ない。食パン(按分50円)、学食カレー420円、マルエツ280円。合計750円。こういう日が週に1〜2日あると、週末の出費を吸収できます。

金曜日 — さかえ通りの夜

金曜は3限と5限。12時半に家を出て、大学へ向かう。遅い日の昼食は家で済ませてから出る。冷凍ごはんをレンジで温めて、納豆と味噌汁(インスタント)。材料費120円の昼食。

3限が14時50分に終わって、5限(17:00-18:40)まで空きコマ。エクセルシオールカフェ 高田馬場駅前店でコーヒー305円を頼んで、スマホで来週のゼミ発表の資料を読み込む。15時〜16時半の1時間半は店内が静かで作業に向いている。

5限の授業が18時40分に終わると、金曜の夜が始まる。ゼミの飲み会が入る金曜は月に2〜3回。高田馬場のさかえ通りは居酒屋が密集していて、飲み放題コース3,000〜4,000円台のチェーン居酒屋(鳥貴族、白木屋、笑笑など)が一通り揃っている。2年以降のゼミ飲みは鳥貴族が定番で、2025年5月改定後はフード・ドリンク全品390円、トリキ晩餐会(2時間食べ飲み放題コース)税込3,900円(2026年4月時点・鳥貴族公式)。

飲み会がない金曜は、友達と2〜3人でさかえ通りの個人経営の居酒屋に行くこともある。高田馬場には50年以上続く酒場から、学生向けの安い焼き鳥屋まで選択肢が幅広い。2,000〜2,500円で十分飲み食いできる店がある。「金曜の夜に3,000円で飲める場所が徒歩5分にある」という環境は、一人暮らしのQOLに直結します。

飲み会なしの金曜は、帰宅してから友達とオンラインゲーム。日付が変わるころに寝る。金曜だけは夜更かしが許される日。

金曜の支出(飲み会ありの場合)——冷凍ごはん・納豆・味噌汁120円、エクセルシオール305円、飲み会(トリキ晩餐会など)3,900円。合計約4,300円。飲み会なしなら1,000円以下で収まる日もある。

土曜日 — バイトの日

土曜の午前中は寝ている。金曜の夜更かしのツケ。10時に起きて、冷蔵庫にあるもので適当に朝昼兼用の食事を作る。

13時からバイト。高田馬場駅前の居酒屋で仕込みのシフトに入る。13時〜17時の4時間で時給1,226円(2025年10月3日改定後の東京都最低賃金水準)×4時間=4,904円。まかない付きのバイトを選んでいるので、シフト後に夕飯を食べて帰れる。まかないは無料〜300円。ここで夕飯の出費がゼロになるのが大きい。

バイト後、18時半に帰宅。疲れている土曜の夜は、Netflixかアマプラでドラマを2〜3話まとめて見る。翌日の日曜に特に予定がなければ、1時ごろまでダラダラ過ごして就寝。

土曜の支出——朝昼兼用の自炊200円、まかない0円。合計200円。バイト日は出費がほぼゼロになる代わりに4,904円の収入。

日曜日 — リセットの日

日曜は「来週に向けてリセットする日」。朝9時ごろに起きて、まず洗濯。1週間分をまとめて洗うと2回分。干すのに15分。

洗濯物を干したら、買い出しに出る。西友高田馬場店まで徒歩10分。1週間分の食材をまとめ買いする場所として、まいばすけっとより品揃えが多い西友を日曜に使う学生は多い。卵、牛乳、食パン、鶏むね肉、豚こま切れ、玉ねぎ、もやし、カット野菜、パスタ、調味料の補充。合計2,200円前後。これで平日5日間の自炊をまかなう計算です。

昼は買ってきた食材で早速自炊。日曜の昼に肉を焼いておくと、月〜火の夕飯が楽になる。

午後は課題に充てる。天気が良ければ戸山公園の箱根山(23区最高峰・標高44.6m)まで散歩してから、公園のベンチで教科書を読む。箱根山の頂上からは360度のパノラマが見えて、都心にいることを忘れる5分間。春は花見のルートにもなります。

課題が残っている日曜は、15時〜18時を集中タイムに充てる。自宅でやるか、NEW YORKER’S Cafe(駅徒歩2分・WiFi完備)に行くか。日曜のカフェは平日より空いていて、3時間くらいゆったり使える。コーヒー380円。

夕方、翌週の時間割を確認して、提出期限の近い課題を洗い出す。19時に夕食(まとめ買いした食材で自炊)。21時にアイロンがけ(木曜のゼミにシャツを着ていく場合)。22時にシャワー。23時就寝。月曜の朝に備えて、日曜は早めに寝る。

日曜の支出——西友まとめ買い2,200円、カフェ380円、自炊材料(まとめ買い分から按分)。合計約2,580円。ただし西友のまとめ買いは平日5日分を含んでいるので、日曜単独の「消費」としては380円程度。

1週間の収支

ここまでの7日間を合計してみます。

食費は月〜日の合計で約10,000〜12,000円。4週間で月40,000〜48,000円——ただしこれは飲み会込みの数字です。飲み会を月2回に抑えて自炊比率を上げると月35,000円前後に落とせる。週末のまとめ買い2,200円×4週=8,800円が自炊の基本原資で、平日の外食(学食・早稲田通りの定食屋)を週2〜3回に絞るのが現実的なバランスです。

交通費は高田馬場から早稲田キャンパスまで徒歩通学なら基本ゼロ。都営バス(早大正門行き)を使う日がたまにあって、片道210円。週末に新宿や渋谷に出る場合は山手線で片道170〜200円。月の交通費は2,000〜3,000円が目安。高田馬場の強みは「大学まで歩ける」こと。定期代がかからないぶん、その分を食費やカフェ代に回せます。

バイト収入は週1回(4時間)で月約18,000〜20,000円。週2回に増やすと月40,000円前後。1年生の春学期は履修が固まるまでバイトを入れにくいので、5月のゴールデンウィーク明けから始める学生が多い。

この1週間のパターンが固まるのは入学後1〜2ヶ月。最初の4月はサークルの新歓に振り回されて、曜日ごとの型ができていない。5月に入って履修・サークル・バイトの3つが固まると、ここで紹介したようなルーティンが回り始めます。

試験期間は全部が変わる

7月と1月に定期試験があり、この2週間は普段のリズムが一変します。サークルの練習は休み、バイトのシフトも減らして勉強に充てる。

中央図書館は試験2週間前から朝の9時開館と同時に席が埋まり始める。「今日は図書館ダメだった」という日は、StudyWork Cafe24(24時間営業・15分65円)に流れるか、NEW YORKER’S Cafe(駅徒歩2分・WiFi完備)で粘るか。カフェ代が試験期間だけ跳ね上がるのは早稲田あるある。

食事も変わる。自炊する気力がない試験期間は外食の頻度が上がる。キッチンオトボケのチキンカツ定食や、とんかついちよしのロースかつ定食で腹を満たしてからもう一踏ん張り、という夜が続きます。試験期間の食費は通常の1.3倍くらいに膨らむのが相場(各店の最新価格は店頭・Googleマップで確認)。

試験が終わった日の解放感は格別で、サークル仲間と高田馬場のさかえ通りで打ち上げ。これが学期末の定番行事です。


参照元・注記

  • 早稲田大学の授業時間・施設情報: 早稲田大学公式サイト(2026年4月閲覧)をもとに編集部が整理
  • サークル数(公認500以上): 早稲田大学公式サイト・課外活動情報(2026年4月閲覧)
  • 飲食店・カフェの情報: Googleマップ・食べログ掲載情報および編集部による現地調査(2026年4月時点)
  • 東京都最低賃金(時給1,226円): 東京労働局公表データ(2025年10月3日改定)
  • 交通アクセス: 各鉄道会社・都営バスの路線情報(2026年4月時点)
  • 生活スタイルの描写は編集部ヒアリングおよび大学周辺の現地取材(2026年4月)に基づきます
  • 食費・交通費の数値は大学周辺の物価をもとに編集部が試算した参考値です

新生活の準備

新生活の手続きをまとめて

電気・ガスの開通、インターネット回線の申し込み、学生向けクレジットカードなど、引越し後に必要な手続きをまとめました。

手続きガイドを見る