中央大学多摩キャンパスに合格して、多摩センター周辺で一人暮らしを始める方へ。「多摩って何もないんでしょ?」という声をよく聞きますが、住んでみると意外と快適に回る。ここでは多摩センターを拠点にした一週間の流れを、月曜から日曜まで追っていきます。

この記事でわかること

  • モノレール通学のリアル(多摩センター→中央大学・明星大学駅 6分)
  • 京王ストアとイトーヨーカドーの使い分け
  • 水曜全休をどう過ごすか
  • 金曜夜、立川に出るか多摩センターで済ますか
  • 一週間の支出合計(約1万円)

月曜: モノレール6分の通学が始まる

多摩センター駅から多摩モノレールに乗って、中央大学・明星大学駅まで6分。京王線・小田急線で多摩センターに着いて、駅ビルの改札を出たらモノレールの乗り場まで歩いて3分ほど。乗り換えの動線は短い。

朝8時台のモノレールは、中央大学と明星大学の学生で混み合います。多摩センターが始発駅なので「座れるかどうか」が気になるところですが、1本待てばほぼ座れる。8時20分発に乗ると8時26分着。1限の9時に余裕で間に合います。

中央大学・明星大学駅はペデストリアンデッキで多摩キャンパスと直結していて、改札を出たらそのまま歩道橋を渡ってキャンパスに入れる。雨の日でも濡れる距離が短いのは助かる。

月曜の1限が終わったら、ヒルトップ棟(キャンパス内の学食ビル)に向かう。ヒルトップは1階から4階まですべて食堂という建物で、1階のレストランコープでは八王子ラーメン510円、カレーライス340円(中央大学公式キャンパスグルメ)。12時台はピークで混むので、11時半ごろに2限が終わったタイミングで行くのが正解です。

午後の授業が終わるのは5限で18時15分。帰りのモノレールは行きほどは混まない。多摩センター駅に着いたら、駅ビル1階の京王ストアで翌日の朝食と夕飯の食材を買う。鶏むね肉ともやしとたまご、合計で300円台。帰宅は19時前。自炊して、食べて、翌日の予習をして23時に寝る。

月曜の支出: モノレール往復428円(IC・2026年4月時点公式) + 学食340円 + 食材350円 = 約1,118円。通学定期(6ヶ月23,600円)を使う日は運賃計上ゼロで約690円。

火曜: 空きコマはCスクエアで課題を進める

火曜は2限と4限だけで、3限が空きコマ。1時間半をどう過ごすかが火曜のポイントになります。

キャンパス内のCスクエア(中央大学公式の学生向けラウンジ施設)は、学生が自由に使えるラウンジスペース。Wi-Fi完備でコンセントもあるから、ノートパソコンを開いてレポートを進めるにはちょうどいい。隣にはリーフカフェ等があって、コーヒー1杯200円台で買える。

4限が終わるのは16時30分。この時間帯なら帰りのモノレールは空いていて、多摩センターに着いたらまだ明るい。夕方の多摩センター駅前は、パルテノン大通り沿いにサンリオキャラクターの装飾が並んでいて、小田急多摩センター駅の構内もキティちゃんの内装で統一されている。初めて来ると「テーマパークの最寄り駅だな」と感じるかもしれません。

火曜の夕飯は自炊。前日に京王ストアで買った食材で野菜炒めを作る。調味料は入居時にイトーヨーカドー多摩センター店(丘の上プラザ1階)でまとめ買いしたものが残っている。

火曜の支出: モノレール往復428円 + カフェ230円 = 約658円。

水曜: 全休の使い方が暮らしの質を決める

法学部の履修を工夫すれば、水曜に授業を入れない「全休」を作ることができます。この1日をどう使うかで、多摩での暮らしの満足度がかなり変わる。

朝は少しゆっくり起きて、9時ごろから洗濯。干し終わったら多摩中央公園に散歩に出る。2025年4月にリニューアルオープンした多摩中央公園は駅から徒歩5分。大芝生広場が広がっていて、天気の良い日はベンチに座って読書するのにちょうどいい。公園内のカフェ「44APARTMENT多摩センター店」でモーニングを食べてから散歩する、という使い方もある。

昼前にはレンガ坂沿いの「balder coffee tama」に寄ってコーヒーを買い、公園で課題を片付ける。周囲にはベビーカーを押す親子連れと犬の散歩をしている住民が多く、「学生街」の喧騒とは無縁の空気が流れている。

午後は買い出し。京王ストアで日常の食材を買い、足りないものはイトーヨーカドー多摩センター店で補充する。イトーヨーカドーは1階が食品売場で21時まで営業。日用品も揃うので、洗剤やティッシュの補充はここで済む。

水曜の夕飯は少し手をかけて作る。パスタを茹でてミートソースを自作すると、材料費は400円ほど。多摩センターは外食チェーンが揃っているけれど、自炊の方が安いのは確か。

水曜の支出: カフェ500円 + 食材600円 = 約1,100円。

木曜: ヒルトップ1階で八王子ラーメンを食べる

木曜は3コマ連続の日。1限から4限まで大学にいることになります。

昼食はヒルトップ棟の1階・レストランコープへ。八王子ラーメンが510円(中央大学公式キャンパスグルメ)。八王子ラーメンは刻み玉ねぎが特徴で、多摩エリアのご当地メニュー。同じヒルトップの2階にあるベーカリー&カフェ フラットでは焼きたてパンが1個130円前後から並んでいて、3限前にさっと買っていく学生が多い。

4限が終わったら、ヒルトップ4階の「和おん」でうどんを食べてから帰る日もある。本格的な讃岐うどんが学食で食べられるのは、このキャンパスの隠れた強みです。

帰りのモノレールで多摩センターに戻り、駅前の日高屋でレバニラ定食を食べる選択肢もある。日高屋多摩センター店は駅の南口を出てすぐ。一人で入りやすいチェーン店が駅前に集まっているのは、自炊に疲れた日の救いになります。

木曜の支出: モノレール往復428円 + 学食510円 + 夕食(自炊)300円 = 約1,238円。

金曜: 立川に出るか、多摩センターで済ますか

金曜は授業が2コマで終わることが多い。午後が丸ごと空くので、「今日はどこで過ごすか」を考える日になります。

選択肢は2つ。多摩センター駅前で済ますか、モノレールで立川まで出るか。

多摩センターで済ます場合、ココリア多摩センターが拠点になる。ココリアB1のフードコートにはウェンディーズ・ファーストキッチン、はなまるうどん、リンガーハットなどが入っていて、一人で入れる店が揃っている。6階のレストラン街には鎌倉パスタ、天丼と天ぷらそば いなき(ココリア公式)がある。金曜の夕方に友達と合流するなら、駅前の和さ美は飲み放題990円〜(店頭・予約サイトで税別/税込表記揺れあり)で学生にはありがたい価格帯です。

立川に出る場合、多摩モノレールで多摩センター→立川南まで22分(2026年4月時点・公式所要時間)。立川駅前にはルミネ立川、GREEN SPRINGS、IKEAがあり、多摩センターにはない買い物ができる。映画を観るならシネマシティ(立川駅北口徒歩5分)で、音響がいいと評判。金曜のレイトショーで映画を観て、モノレール最終(23時台)で帰ってくる、という過ごし方は多摩キャンパス生の定番です。

金曜の支出(多摩センターの場合): モノレール往復428円 + 外食800円 + 飲み会2,000円 = 約3,228円。 金曜の支出(立川遠征の場合): モノレール往復816円(立川南) + 映画1,300円 + 夕食800円 = 約2,916円。

土曜: バイトの日

土曜はバイトに充てる学生が多い。多摩センター周辺のバイト先で定番なのは、サンリオピューロランド(駅から徒歩5分)と、ココリア・丘の上プラザ内の飲食店。

サンリオピューロランドのバイトは「キャスト」と呼ばれていて、アトラクション対応やショップ販売のポジションがある。2025年12月に開業35周年を迎えて以降、イベントの規模が拡大中。土日のシフトが多く、学生にとっては週末バイトとの相性がいい。

ココリアの飲食店でバイトする場合は、シフトが終わったらそのまま駅ビルの京王ストアで買い物して帰れる。動線が短いのが多摩センター暮らしの強みです。

バイトが14時に終わる日は、午後をフリーに使える。丘の上パティオ側のマクドナルドでコーヒーを飲みながら、スマホで翌週の授業資料を確認する。サイゼリヤ(丘の上パティオ内)で遅めのランチを取ってから帰る日もある。ミラノ風ドリア300円は学生の味方。

土曜の支出: 食事600円 + 交通費0円(徒歩圏バイト)= 約600円。バイト代は別途プラス。

日曜: 自炊の仕込みと多摩中央公園

日曜は翌週に向けた「リセット日」。朝はゆっくり起きて、10時ごろから掃除と洗濯。ワンルームなら掃除は30分で終わる。

11時ごろに多摩中央公園へ散歩に出る。リニューアル後の公園は池の周りに遊歩道が整備されていて、1周するだけでも気分転換になる。旧富澤家住宅(公園内にある移築された古民家)の前を通って芝生広場を横切り、レンガ坂を下って駅前に戻る、というのが散歩コース。所要時間は30〜40分。

昼食後は翌週の自炊の仕込みに取りかかる。京王ストアで鶏むね肉をまとめ買いして、下味をつけて冷凍保存する。もやし・キャベツ・にんじんを刻んでおくと、平日の夕飯がフライパン1つで10分に短縮できる。

夕方はイトーヨーカドーで翌週の日用品を補充。成城石井(小田急マルシェ多摩センター2F・22時まで営業)でちょっといいチーズやパンを買う日もある。普段の自炊とは別に、週1回だけ贅沢する「ごほうび食材」を入れておくと、多摩暮らしの単調さが薄れます。

日曜の支出: 食材まとめ買い1,500円 + 日用品500円 = 約2,000円。

一週間の支出まとめ

曜日内訳合計
モノレール + 学食 + 食材約1,118円
モノレール + カフェ約658円
カフェ + 食材約1,100円
モノレール + 学食 + 自炊約1,238円
モノレール + 外食 + 飲み会約3,228円
食事約600円
食材まとめ買い + 日用品約2,000円
合計約9,942円

週あたり約1万円、月に換算すると約4万円。ここに家賃(多摩センター駅周辺の1Kで5.7万円前後)と多摩モノレール通学定期代(多摩センター→中央大学・明星大学 6ヶ月23,600円、月あたり約3,933円・2026年4月時点公式)、スマートフォン代、光熱費を足すと、月の生活費は10万円前後に収まります。

金曜の飲み会を月2回に減らして、立川遠征を月1回にすると、月の出費はさらに8,000〜10,000円下がる。多摩は誘惑が少ない分、「使わない」選択がしやすい街でもあります。

この暮らしに向いている人

多摩キャンパスでの一週間は、都心のキャンパスに比べると静かで地味に見えるかもしれません。新宿までは京王線で約35分、渋谷までは京王+JR乗換で40分超かかるし、夜遊びの選択肢は限られている。

でも、授業に集中して、自炊で食費を抑えて、週末に立川まで出ればそれなりの買い物もできる。多摩中央公園の芝生で課題をやって、モノレールの車窓から丘陵地帯の緑を見る日常は、嫌いじゃない人にはかなり快適です。

「毎日渋谷や新宿に出たい」タイプには物足りないかもしれない。でも「落ち着いた環境でしっかり勉強しつつ、必要なときだけ都心に出たい」タイプには、多摩センターは家賃も安くて暮らしやすい選択肢です。

多摩センターの住みやすさを全般的に見る → 中央大学生のエリア比較を見る →


参照元・注記

  • モノレール運賃・所要時間: 多摩モノレール公式サイト「各駅運賃・所要時間」(2026年4月閲覧)をもとに編集部が整理
  • 学食メニュー・価格: 中央大学生協公式サイト・中央大学公式「キャンパスグルメ」ページ(2026年4月閲覧)をもとに編集部が整理
  • 多摩中央公園リニューアル情報: 東京都多摩市公式プレスリリースおよび多摩中央公園公式サイト(2025年4月)
  • 飲食店・カフェ情報: Googleマップ・食べログ掲載情報(2026年4月時点)
  • 家賃相場: SUUMO掲載物件(京王多摩センター駅・2026年4月調査)をもとに編集部が整理
  • 商業施設情報: ココリア多摩センター・丘の上プラザ・イトーヨーカドー各公式サイト(2026年4月閲覧)
  • 価格・営業時間は変動することがあります。訪問前に最新情報を確認してください

新生活の準備

新生活の手続きをまとめて

電気・ガスの開通、インターネット回線の申し込み、学生向けクレジットカードなど、引越し後に必要な手続きをまとめました。

手続きガイドを見る